「いやぁ最近はホント、なんにもなくって…平和だなぁ。」

おだやかな日差しの中、ツナがつぶやく。
というのも、最近は余裕ができたために守護者含む側近達に、時期をバラしてはあるが、バカンスとして一ヶ月程の休暇を取る事が出来たのである

しかし、ツナの休みだけは飛び飛びになっているため、遠出はできない。

そんなわけで。


「ねぇみんな、休暇中の報告も兼ねて、コレ、書いてよ。」

そう言ってツナが一同に渡したのは、なんてことのない紙とエンピツ。それに封筒と切手。

そう、ツナは一同に報告書も兼ねて休み中の事を手紙にしたためて自分に送るようにと、課題を出したのだった。

「わかりました、十代目!」
「うむ!極限忘れないようにするからな!」
「わかりました。楽しんできます。」
「おっけーツナ。面白い事かくからな〜」
「…ボスがそう言うなら。」
「やれやれ、めんどくさいですねぇ。」
「内容は問わないんでしょ?」
「ハル、いっぱい書きますですよ!」
「ツナ君、楽しみにしててね!」


「さて、みんなは一体何をしたのかな?」








宛先が十代目でも、届くんだなぁ。  自称右腕
なんか、うんもうなんか極限だぁ。  筋トレ万歳!
なんか、香水の匂いがしますよ…?  間の悪い牛
あ、折れて…曲がってる…。     無敵野球バカ
やたらぶあついんですけど…。    ナッポー1号
…薄っ!              つり目
ピンクの封筒に泥水はねてる…    乙女軍団