Y「ユーリだ。本名はユエル・ド・フィリエス。階級は子爵だ。“元”だがな・・・。」
S「スマイルだよ☆本名の方は忘れちゃったなぁ。覚えてても言わないと思うけれど。ろくでもなかった気もするし。」
A「アッシュっス。本名っスよ。おもしろくないとか言わないで下さいっス・・・。」
Y「多分、400年は生きてたと思う。寝てた200年というのもだいたいだから、結構曖昧だな・・・。生まれたのは、良く覚えてないが冬だったらしい。
身長はだいたい170cmくらい、体重は43kg・・・ヴァンパイアは空を飛ぶ為に軽いんだ。」
S「うーん、ユーリよりもほんの何年かだけど上だったハズ。まぁ、ほとんど同じってことで。誕生日は・・・って言われたってなぁ。忘れちゃったヨ。
ちなみに身長は177位で、体重は70kgだったっけ?てか、ユーリヤバいくらい軽いねぇ。風が吹いたら飛ばされちゃうよ。」
A「俺は多分150年くらい生きてると思うっス。・・・多分っすよ?誕生日は・・・えっと、俺の一族には暦って概念はなかったからわかんねぇっス。
身長は183くらいで、体重は忘れちゃったっスね。」
Y「生まれたのはメルヘン王国の王都から南に行った所にある森の中の、父様の屋敷だ。今は北の大森林にある城に住み着いている。」
S「出身地?東の果てにある荒れ地の村だネ。あんましイイ思い出はなかったなぁ・・・。今はユーリのお城に居候中なの☆」
A「えっと・・・群れは常に移動してたから生まれた場所はわかんねぇっス。今は、スマイルと同じく居候の身っスよ。」
Y「魔法かな。地球では歌手だがこの国では一応名の知れた魔導師だ。
他には・・・ヴァイオリンかな。昔はよくヴィルのオルガンと合わせて弾いたものだ。」
S「ボクはねぇ。地球じゃ通じないと思うけれど、王国認定医師免許持ってるよ。この王国じゃあ、一番取るのが大変って言われてる資格なんだヨ☆すごいでしょ。ひまつぶしに・・・ネ。
ユーリに会う前は暗殺とかスパイとかなんとか黒い仕事してたから、それも特技のうちにはいるカモ。アッス君はまだ知らないけれどネ・・・。」
A「俺は・・・ヤバい、何も思いつかない。えっと、日曜大工とか、体術も得意っス。
・・・あ!料理!超得意っス!最近は創作料理にも挑戦してるっスよ!」
Y「天下泰平。平和なのは良い事だ。天上天下唯我独尊、なんてのも悪くはないがな。」
S「人生楽しんだ者勝ち!まさにその通り!」
A「チリも積もれば山となる。今のいろいろな努力もいづれは・・・!そして、お城のチリも・・・はぁ。」
Y「そうだな、Deuilは調子にのってるな。地球では多少の贅沢をしても良さそうだ。
魔導師としては・・・なんとも言えんな。この方面で目立つと本っっ当にいろいろと厄介なんだ・・・。」
S「Deuilとしては上場!お金はかなりあるんだけれどねぇ。なんか、ギャンブラー関係以外じゃ使わないから貯まるばっかり。そもそも贅沢慣れしてないし。うぅっ・・・言ってて悲しいなぁ。
王国じゃあ、居候だしネ。今風にいうとニートとかいうヤツ?まぁ、たまーに裏の仕事やったりするけど。そっちの実入りもそこそこ上場ダヨ。」
A「Deuilがイイ感じだからか、その影響でソロの方も追い風みたいなカンジっスね。そうそう、この前地球で買ったちょっと高級な洗剤!あれがなかなかイイんスよ。なんてったって食器が・・・・・・(以下略)。」
Y「祖父様、祖母様、父様、母様に、兄様。親族はいろいろ。でも今は一族を抜けてはぐれになってるから、実際には家族はいない扱いになるかな。
住んでいる場所はさっきも言った通り、北の大森林の奥の城。辺境中の辺境だ。ポップンパーティに顔を出す以前は誰も来なくて、とっても静かな場所だったんだがな・・・。」
S「・・・昔のハナシは忘れちゃったなぁ。今はね、ユーリのお城に住んでいるよ。うふふ、好き放題してる〜。」
A「俺は、両親と弟が、えっと・・・3人!あ、俺がユーリの所に居着いてからもう一人生まれたらしいから4人っスね。
今はユーリのお城に住んでるっス。居候っスけれど、なんだか住み込みの使用人みたいな生活してるっス・・・。」
Y「ヴィルヘルムとジャックかな。ヴィルとは幼なじみなんだ。腐れ縁ともいうがな。ジャックは・・・あいつもアルビノらしいから、私に親近感をもってるのかもしれない。
あぁ、ポエットとヘンリーもよく遊びに来るし、彼らと一緒にキャンディやふわわが来ることもあるな。・・・子供ばかりだな・・・。」
S「いやぁ、どうにもサイバーとヨシオくんと意気投合しちゃったんだよね。やっぱ趣味を語れる仲間って最高だよ!」
A「マコトさんとウーノさんっスかね。なんだかよく分からないっスけれど・・・。」
Y「ハマノフ殿かな。彼のつくり出す音楽は本当に素晴らしい・・・。」
S「誰にも言わないでよ、ボクの尊敬してるのって、ユーリなの!彼が本気で歌ってるのって聞いた事ある?あれを聞いてなかったら今のボクは無かったよ。マジで。
後は・・・トビーズのイタズラのセンス・・・。あれって本当にすごいよ・・・。」
A「KKさんっスね。さすがプロっス。あの掃除の技術!まったくほれぼれしちゃうっスよ!だって、本当にチリ一つ残さないんだから!」
Y「・・・特に苦手なヤツは居ないかな。まぁ、強いて言うならタイマーだろうか。悪いヤツでは無いのだが、喋っていて疲れる・・・。」
S「ボクはねぇ・・・ナナちゃん嫌いだねぇ・・・あのコ自体は悪くないんだけどさぁ・・・。ハトはねぇ・・・。」
A「あぁ、俺はRGBなんか苦手・・・というか、単純に散らかさないで欲しいっス。」
Y「異世界の生き物にはこんなに不思議な者が居るのかと、驚いたな。今になって思えば、あのMZDが招待するのだ、不思議で当然だ。」
S「いやぁ、ボクってばメルヘン王国でもナカナカ珍しい人種なんだよネ。つまり、浮いて・・・というか何もしなくても目立って普通なんだ。そんなボクが完っ全に埋没するなんて、一体どんだけ変人いるのサ。みたいな。ソレが第一印象だったカナ〜。」
A「あまりにヒトが多くてビックリしたっスよ。まるで王都の市場に来たみたいで。でも、みんなイイ人ばっかりで楽しかったっス♪」
Y「気になる・・・か。そういえば、ジャン殿の作るチョコレートケーキは大層美味いと聞いたな。いつか御馳走になりたいものだ・・・。」
S「フューちゃんにクラフト。Mr.フンガノ・・・解体しがいのありそうな機体がいっぱいだよねぇ。ボク、科学にも興味あるの・・・☆」
A「一度でいいから、DOOOOOOMさんで演奏してみたいっス。あ、でもなんか叩いたら痛そう・・・。」
Y「毛づやのいいヤツだな。毛は、少々手入れが面倒でも長い方がよい。肉付きもよくしなやかで、賢くておとなしい。あとは抱き心地が良ければ文句はない。・・・そんな猫がほしい・・・。」
S「ユーリ、なんかその答え、微妙じゃない?ボクだったら猫よりウサギがタイプだね。ちっさくて、気持ちよくって、寂しいと死んじゃう。まるでボクみたい!普通のコか、チンチラか、ミニウサギか、あぁ、ロップイヤーなんてのもいたネ。超迷うよ〜!!」
A「スマイルもなんかズレた答えを言っているような気がするっス。猫は気まぐれでわがままだし、ウサギはおいしそうだし、飼うのは大変っスよ。誰が世話を
すると思ってるんっスかねぇ。俺だったら金魚がイイっス。ひらひらしててキレイだし、あちこち走り回って散らかさないで一カ所にいてくれるし、水換えも週
に一回。エサやりさえ忘れなければイイんスから・・・。」
Y「大切な物か。いろいろと思いつく物はあるが、とりあえず一番大切にしたいのは自分・・・かな。周りに心配をかけるのはまっぴら御免だし、ケガをしても不便だ。歌えないのも嫌だしな。それに、スマイルの薬の実験台にされるのも御免だ。」
S「ユーリ、ひどいなぁ。ボクってばお医者さん!お医者さんの処方する薬に文句つけちゃダメだよ。・・・まぁ、たまに失敗くらいするケド。ボクはねぇ〜、
これこれ!神風トオルの声優やってるヒトのサイン!はぁ、Deuilのスマイルって肩書きを使えばすぐに手に入ったけれど、それはファンとしての道理に反
するからネ。」
A「このフライパンっスかねぇ。実は希少金属の合金なんス。ミサイルだって防ぐという合金のフライパン。これで炒め物するとおいしくできるんスよ。」
Y「日がな一日寝てるか読書。新しい魔法理論を見つけたり実験したり、今度の魔法学会で発表する論文を作っている事もあるな。最近邪魔が多くてさっぱりだが。」
S「散歩かな。森の中には不思議がいっぱいだし、新生物がいることもあるし。あとは、町であてもなくウロウロしてみたりして。そうそう、薬とか何とかの実
験する時は大抵2、3日地下室にこもって出て来なかったりするから、アッス君に心配かけさせたりしちゃう事もあるけれどネ。」
A「創作料理に力を注いでるっスね。お城に修繕が必要な場合はそっちの作業を優先的にやるっスけれど。あと、タダで居候させてもらってるんだから余念を入れずに徹底的に掃除、洗濯をするのも仕事のうちっス!」
Y「テラスだな。日よけのパラソルの下で、庭園の薔薇を見ながら午後の紅茶の時間を楽しむのが好きだ。書庫に入り浸るのも好きだがな。」
S「お城の北側の塔のてっぺんかな。あそこはねぇ、風通しが良くって涼しいの。んで、とっても遠くまで見渡せるんだよ。まぁ、見渡す限りぜーーーーんぶ森なんだけれどね。」
A「俺はバルコニーが好きっスね。とっても日当りが良くってひなたぼっこに最適っス。洗濯物もよく乾くし!」
Y「想像もつかないな。でも、できればまだ歌っていられたら嬉しいな。」
S「むぅ。10年後かぁ。全然まったくさっぱり思いつかないなぁ・・・。・・・ポップン体操を完璧にする・・・なんてどう?」
A「ポップン体操を完璧に・・・なんて、近場にいるヒトの身の心配とかもっと考えて欲しいっス!あれを至近距離で見るんスよ!?超ビックリっスよ!発作起こして死ぬっスよ!
俺は王国認定調理師免許を取って・・・いたいっスねぇ。その免許をとると宮廷料理人の資格をもらえるんスよ。別に宮廷に仕えたい訳じゃないっスけどね。」
Y「アッシュが“にゃーご”って言ったぞ。」
S「ちょ・・・ちょっとユーリ、それ本当!?そんならこれからアッス君の事犬って呼べないじゃん!何て呼べばイイのさ!?・・・やたらがっしりした猫?それは猫に失礼だよねぇ・・・気持ち悪いし。」
A「!!!!!?なっ、なんでユーリが知って・・・!?はっ!ひょっとして見られた!?だって、それはっ!その・・・子猫の瞳に負けたんスよ!えっ
と・・・捨てられてて・・・飼っても良いでしょう??それに、俺が“にゃー”って言ったのは、子猫に言葉が通じるかも、みたいな、その、つまりアレ
で・・・そ、その瞬間にユーリが立ち会われてしまっただけで・・・えーと、えーとぉ・・・(以下略)」
Y「っと、(何かの本を取り出す)・・・おほん。“布団が吹っ飛んだ!”“アルミ缶の上にあるみかん!”“電話にでんわ!”“コンドルがめり込んどる!”“猫が寝転んだ!”」
S「や・・・やめてぇぇぇぇぇ!寒いっ!凍えちゃうよぉぉ!!凍死しちゃうぅぅぅぅ!!!てか何?何なのサその本!?ね・・・ネタ帳?誰の・・・?じず・・・えええええ!!ジズってこんなにセンスのないヤツだったっけ!?あ、でも、否定もできない・・・
あぁ・・・なんかもう、ダメだ。なんかもう全てがダメだ。あぁ、もうボクはダメみたい・・・。お正月にちゃんと“今年も楽しく生きる”って誓ったの・・・に・・・。
(へんじがない。ただのしかばねのようだ。)」
A「うわぁ!なんて寒い・・・これはもう、ある種の魔法っスね・・・。わんわん。(もう、ヒトの姿も保てねぇっス。)わんわんくぅーん、くぅーん(ちなみ
に今年の抱負は、ヒトに負けない・・・っスけれど、・・・まぁ、向き不向きはあるっス・・・よ・・ね?)きゃんきゃんがうがう(ちなみに、ユーリの抱負は
“あんまり怒らない”らしいッス。あのヒトは文句は言うけどあんまり怒らないから簡単だと思うッス。)」
*通訳・いぬ千代さん
配布元